ぷっくりとした身から濃厚な旨味が溶け出す 宍道湖産しじみ。そのしじみをたっぷり使った「しじみうどん」は、出汁がじんわりと染みわたり、体に優しくほっと温まる一杯です。お酒を飲んだ翌日や、疲れを癒したい時にもぴったり。
今回は、家庭でも手軽に作れる基本のしじみうどんレシピをご紹介します。冷凍うどんを使えばさらに時短で失敗知らず。しじみの旨味をしっかり味わえる調理のコツもあわせて解説します。
しじみの出汁が効いた美味しいうどん!
基本のしじみうどんレシピ(2人分)
材料
- 水:500ml
- しじみ:300g(冷凍でも可)
- うどん(生麺 または 冷凍うどん):2玉
- 薄口醤油:大さじ1+小さじ1
- 砂糖:大さじ1+小さじ1
- みりん:大さじ1
- 顆粒だし:小さじ1
- トッピング:刻みネギ、乾燥わかめ(お好みで)
作り方
- しじみを茹でる
鍋に水500mlとしじみを入れ、中火にかける。冷凍しじみの場合もそのまま水から入れてOK。
- しじみを取り出す
沸騰して殻が開いたら、しじみを一旦取り出す。灰汁(あく)が気になる場合は取り除き、茹で汁に砂や殻のカスが浮いていればザルなどでこす。(そんなに気にしなくても大丈夫です)
- 出汁でうどんを茹でる
しじみの旨味が出た茹で汁に、薄口醤油・砂糖・みりん・顆粒だしを加える。そこへうどんを入れ、パッケージの表記通りの時間で茹でる(目安3分程度)。
※冷凍うどんの場合:あらかじめ電子レンジで解凍し、常温に戻してから入れるとスープが薄まらず仕上がりが良い。
ちなみになのですがおすすめのうどんが島根の方ならご存知 ”株式会社なかたか”さんのめんぐるめのうどん!
とにかくこのうどんが美味しすぎる!茹でて麺つゆと生卵だけでも美味しいしお鍋の〆にも!いつでも食べれるように冷凍してストックしてます!お取り寄せもできるのでぜひこのうどんでしじみうどん作ってみてください!
- 仕上げ
うどんが好みの柔らかさになったら器に盛り、取り出しておいたしじみをのせる。仕上げに刻みネギや乾燥わかめを散らせば完成!
シンプルだけどめちゃくちゃ美味しい!
しじみの旨味を引き出す調理のコツ
① 水からじっくり加熱する
しじみは必ず水から茹でるのが基本。最初からお湯に入れると旨味が外に出にくくなります。水からゆっくり温度を上げることで、出汁にしじみの成分がじんわり溶け出します。
② 殻が開いたらすぐに取り出す
加熱しすぎると身が縮んで硬くなってしまいます。殻が開いた時点で取り出すのがベスト。スープだけで十分に旨味が残るので、身は最後に戻す程度でOKです。
③ 灰汁は取りすぎない
アクが多少浮いても、旨味成分も含まれています。気になる場合は軽く取り除く程度で大丈夫。取りすぎるとコクが薄くなるので注意しましょう。
④ 調味料はあとから加える
醤油やみりんを最初から入れてしまうと、しじみの風味が隠れてしまいます。しじみ出汁をとったあとに調味料を加えることで、旨味がしっかり生きます。
⑤ 冷凍しじみはそのまま使う
冷凍することで細胞が壊れ、旨味成分「コハク酸」や「オルニチン」が溶け出しやすくなります。解凍せず水から調理するのが美味しさの秘訣です。
コクヨーの特大生しじみ | 宍道湖産・1kg〜5kg
今回使用したのは、宍道湖で朝獲れされた 特大サイズの生しじみ。
砂抜き済みで届くので、すぐに調理できるのが嬉しいポイントです。
ぷっくりとした身と、濃厚な出汁はやっぱり特大サイズならでは。
一度使うと、普通サイズには戻れないかもしれません!
冷凍保存もできるので、私は小分けにしてストックしています。必要な分だけ取り出せるから、しじみうどんや味噌汁など日常使いにも便利。
この記事へのコメントはありません。