しじみの成分を効かせる黒ごまワカメ薬膳風スープ

【簡単レシピ】しじみの成分を効かせる黒ごまワカメ薬膳風スープの作り方

宍道湖育ちのしじみちゃんです!

今回ご紹介するしじみの黒ごまワカメ薬膳風スープは、旨味を濃く追わず、しじみの成分をまっすぐ身体に届ける一杯です。味は控えめですが、その分オルニチンやタウリン、鉄分、ビタミンB12が澄んだスープに確実に溶け出し、肝を支え、巡りを整える働きが際立ちます。生姜と黒胡椒が経絡を温め、飲むほどに内側からぽかぽかとし、冬の養生にも最適です。黒ごまは腎を補い、ワカメは水の巡りを整えて、淡い味ながら深い余韻をつくります。より満足感が欲しい日は春雨を少し加えると、薬膳のやさしさを損なわずに食べ応えが増し、日々の養生スープとして続けやすくなります。

しじみの成分を効かせる黒ごまワカメ薬膳風スープ

■材料(2人前)

  • しじみ(砂抜き済み)…約150g
  • 乾燥ワカメ…5g
  • 黒ごま(すりごま or いりごま)…大さじ2程度
  • 生姜(千切り)…1片
  • にんにく(薄切り)…1片
  • 長ねぎ…10cmほど
  • ごま油…小さじ2
  • 水…400ml
  • 酒…大さじ1
  • 醤油…小さじ2
  • 塩…小さじ1/3
  • 胡椒…少し強め

■作り方(15分)

1|しじみを酒蒸しにする

しじみを酒蒸しにする

フライパンにごま油、生姜の千切り、にんにく薄切りを焦げないよう注意し
香りが出てきたら、しじみと酒を投入。
蓋をして中火2分、殻が開くのを待つ。

2|水を加える

しじみと黒胡麻、わかめのスープ

水400mlを注ぎ、中火で沸騰直前で火を弱め、醤油・ワカメ・ねぎを加える。アクが出たら取ってください。

3|仕上げ

しじみと黒胡麻、わかめの薬膳風スープの作り方

火を止めてから黒ごまを入れ、塩・胡椒で味を整えて完成。黒胡麻はいりごまの場合は指で捻りながら入れると良いです。私は大さじ2程度の黒いりごまをひたすら指で捻りました^^黒胡麻の量はお好みで減らしても大丈夫です。

しじみの成分を効かせる黒ごまワカメ薬膳風スープ

体が疲れてる時や食欲があまりない時でもさらっと飲める栄養満点で体も温まるスープです!

物足りないかも、と思ったら春雨を加えるのもおすすめです

春雨を加える場合は春雨のパッケージ表記通りで使用してください。スープ自体の味は薄めだと思うので、春雨をゆがいて使うタイプの場合はしっかり水を切ってから入れると良いでしょう。

しじみの黒胡麻ワカメスープに春雨

黒ごまとしじみは、美容の鍵となる「血」「巡り」「代謝」を支える組み合わせです。黒ごまは、髪や肌を養うとされる“腎”を補い、不足しやすいミネラルやビタミンEが肌の乾燥を防ぎ、ツヤを保つ働きがあります。一方しじみは、肝の働きを助けるオルニチンやタウリン、鉄分、ビタミンB12を豊富に含み、血の質を整え、くすみや疲れ顔の原因となる血行不良にアプローチします。さらに肝が整うことで代謝のリズムが安定し、肌のターンオーバーにも良い影響が出ます。黒ごまが“土台を補い”、しじみが“巡りと血を整える”ため、内側からじんわりと整っていく美容養生としても相性のよい組み合わせです。簡単なのでぜひ試してみてね!

■今回使ったしじみはコクヨーの宍道湖しじみ

コクヨーの特大しじみ

今回使用したのは、宍道湖から朝獲れを直送するコクヨーの生しじみ。砂抜き済みで扱いやすく、身がふっくらしているため薬膳スープのような淡い味でも成分がしっかりと溶け出します。鮮度が良いので、日常の養生料理にも安心して使えるしじみです。

小分けにして冷凍しておけばいつでも使えて楽ですよ〜

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